都営三田線で東京の北西へ向かい西台駅で下車。高度経済成長期の人口増加に伴い各所に団地が造られたが、ここには地下鉄の車庫と一体化してしまったトンデモ物件が存在する。
1階部分に線路が敷かれ、人工地盤上にアパートが建てられている。建物に入るには階段かスロープで人工地盤の上に上がる必要がある。
アパートと呼ばれているが、10階超えの巨大建築物。古びた無機質なコンクリートがいい味を出している。
同様の建物が4棟建ち並ぶ。1970年入居開始とのことなのでもう50年以上経過している。いつかは建て直す時が来るだろうが、大掛かりなことになりそうだ。