近頃中国企業から次々と登場するDJI Osmo Pocketのパクリ後発品。その一つであるSnoppa Vmateが届いた。
去年の冬にIndiegogoのクラウドファンディングで金を払ってリターンまで半年である。ちなみに同時期に注文したFIMI PALMはまだ香港にいるらしい。中国から物を買うのはやめようと心底思った。←どうせまた買う
パッケージと本体。まだ使い方の確認程度しか行えていないが気になった点について述べていく。
- ケースが使いづらい
ケースはスマホを装着可能な設計になっているのだが、そこそこ大きめの機種を使っていると、キツすぎて装着にかなり難がある。また、上下2パーツに分かれているのだが、カメラ単体で使おうとすると両方外す必要があってかなりめんどくさい。どうしてこうなった...。
分解してみるとバネが入っているだけの設計だった。これでOK出したの笨蛋だろ。とりあえずバネを1cmくらい切って入れ直すと、緩くなってスマホが取り付けやすくなった。(もし真似したい人がいたら自己責任でお願いします。) - AF精度
たまにピントが外れる。アップデートで少しずつ安定してきてはいるみたいなので、今後改善されることを望む。 - 音声が小さい
内蔵マイクで収録するとかなり音声が小さい。動画を上げる場合は編集して音量を上げておくべきだろう。音質も微妙だがそこまでは期待していなかったので妥協範囲。 - スマホのスペックも必要
スマホとの接続はBluetoothのペアリングみたいに一対一ではなく、複数のスマホで利用できる。これはありがたいと思ったのも束の間で、所持しているスマホ3台で試してみたのだが、そもそも接続できないのが1台、カクカクで接続が切れまくるのが1台という結果に。とりあえずメイン端末であるP20 Proではちゃんと動作してくれたが、それなりのスペックが必要と考えたほうがいいだろう。
サンプル動画
映像:1080p, 30fps 音声:内蔵マイク(音量加工済)
映像:4K, 30fps 音声:内蔵マイク(音量加工済) ※前半部分のみVmateで撮影
Trace timelapse
総評
ひとまず初期不良などのトラブルに見舞われることはなかった。2万円という価格を考えればかなり使えるモノではあると思う。ただ、サードパーティ製で構わないので取り出しやすいケースは出して欲しいかなぁ。今はこれといって遠出する機会もないので、ゆっくりと今後のファームウェアアップデートを見守っていきたい。