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Twitter用語「空リプ」についてのこぼれ話

「空リプ」という言葉、SNSでよく耳にする人も多いのではないだろうか。
実はこの言葉には2つの意味があると認識している。

  1. 返信先のID以外は何も書かれていない空(void)のリプライ
  2. いわゆる空中リプ、エアリプ

1の意味での空リプを知らない人もいるかもしれないので説明しておく...といっても上に書いたとおりなのだが、かつてのTwitterでリプライを入力する画面でそのままツイートボタンを押すと何も文章が入力されずに「空リプ」となる。これがどのような意味を持つのかと言われると説明が難しいのだが、簡単に言えば「無言の圧」といったところだろう。たとえば変なツイートをしたときに「@ID」とだけリプライが送られてくる。これが空リプだ。また、手が滑って未入力のままリプライを送信してしまった場合も空リプとされる。ちなみに最近のTwitter→Xアプリはリプライのテキスト中にIDを含めなくなったため、何も文章を入力しないでリプライを送信するというのは不可能になっている。

10年くらい前のTwitterでは1が主流で、2が空中リプの誤用という風潮があったと記憶している。しかしながら、リプライの仕様変更もあり、現在ではvoidな空リプは廃れた文化となった。そして、気づけばいつの間にかairな空リプのほうに意味が移り変わってしまっていた。

以前、この話をActivityPubの分散型SNS(どこだったか忘れた)で話したら理解してくれる古のツイ廃がいてちょっと嬉しかった。今日はふとこの話を思い出したので、老人の昔話として書き残しておくことにした。では。