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自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けた話

先日、神経発達症(発達障害)の一種である自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けた。正直あまり堂々と公にしたくない気持ちもあるが、似たような境遇の人の参考になればと思い、いろいろと書き綴っておくことにした。

自覚症状としては以下のようなものが挙げられる。

  • 対人関係の困難・コミュ障
  • 感覚過敏
    特に偏食が日常生活に大きく影響
  • 判断の鈍さ・優柔不断
  • 運動音痴
  • 脳内多動
  • 短期記憶の悪さ

よく大人の発達障害と呼ばれているが、決して大人になってから突然問題が発生するのではなく、小学生の時点で問題が現れていた自覚はある。ただし、ライフステージに適応できず実際に躓きが出てくるのが20代になってからだった。

診断の際には、知能検査としてWAIS-Ⅳ(ウェクスラー成人知能検査)を受けた。いわゆる学校でやるような筆記試験ではなく、心理士の方と会話しながら進めるものが多い。結果(IQ)は以下のとおり。

  • 言語理解:112
  • 知覚推理:105
  • ワーキングメモリ:91
  • 処理速度:82

健常者であれば各IQの差はあまり出ないとのこと。100人中何位かで表すと、言語理解は20位くらいなのに対し、処理速度は90位くらいとなるので、たしかにとんでもない凹凸がある。学校の勉強がそれなりにできたのは、言語理解が平均より高かったからだろう。

自費診療で2万近く掛かったが、めでたく?これが確定的な要素となったので受けてみる価値は十分にあると思う。

 

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