前々から少し気になっていたスマートウォッチに手を出してみようと思い、Xiaomi Mi Band 4を購入してみた。Xiaomi製品を購入するのはRedmi Note 8に続いて2台目だ。(あくまでRedmiはサブブランドという位置付けではあるが...。)
この製品はスマートバンドと呼ばれており、フィットネス機能に重点が置かれているようで、ディスプレイの形も一般的な腕時計とは異なり縦長でシンプルになっている。中国語では「手坏」と表記されていた。(ちなみに腕時計は「手表」や「腕表」と書く。)
いざ開封
コンパクトな箱のためポスト投函で到着。
中身は本体、バンド、充電器の3つ。本体は取り外し可能でバンドを交換できるのは良いのだが、外さないと充電できないのは少し不便に感じた。
Mi fitのアプリをインストールし、ペアリング等の設定を済ませれば準備完了。
時計のデザインを変更
本体での設定やMi Fitアプリを通してデザイン変更が可能だ。ただし、デザインの種類は限られているため、Notify & Fitness for Mi Bandというアプリを利用してデザインを変更してみた。
実はただ数値だけが表示されるデジタル時計があまり得意ではないのだが、これでアナログ時計も表示されて直感的に時刻がわかるようになった。
この他にもサードパーティのアプリが多く存在するため、時計のデザインに困ることはないだろう。
通知機能
個人的に目玉機能だと思っているのがアプリ通知機能。スマホアプリのプッシュ通知が同期される。
メールやSNSの通知をスマホを開かず確認できるのは便利だ。また、Google カレンダーやGoogle Keepのリマインダーも受け取れるので、きっちり予定管理をしている人にとっては重宝するかもしれない。
運動の記録
ウォーキングのデータを取ってみた。
ワークアウト→ウォーキングのボタンを押すと開始。1km歩くごとに通知が来た。
アプリではペースや心拍数が確認できる。こうやってグラフ化されるのは新鮮で面白い。
睡眠管理
バンドを付けたまま寝たら勝手に睡眠を記録していてくれた。
どうやらこの日の睡眠の質はかなりいいらしい。利用者の多くは不健康なガジェットオタクだろうし、相当バイアスが掛かってそうではある...。
また、アラームも搭載されているため、朝にはバンドが震えて目覚まし代わりにもなる。家で寝る分には普通の目覚ましで十分だが、長距離移動時の寝過ごし対策やカプセルホテルでの宿泊時などでは役立ちそうだ。
総評
フィットネス関係の機能は申し分ないのだが、スマートウォッチとしての機能はちょっと物足りないかもしれない。欲を言えばメモを保存しておく機能などがあれば便利になるだろうと感じた。運動以外の用途に重点を置くならば、Wear OSなどが搭載されている高機能なモデルを探すべきである。
ただし、4,000円ほどという価格を考えれば試しに買ってみても損はしないだろう。また、発売から1年近く経ち、後継の5の情報がリークされつつある。今後の進化にも期待したい。